地域資源活用助成金上限3,000万円の地域資源には3類型がある、って本当?
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★☆地域資源活用助成金上限3,000万円の地域資源には3類型がある、って本当?☆★
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経済産業省が3月16日締切で「地域資源活用助成金上限3,000万円」を募集中です。
さて、「地域資源」とは何でしょうか?
募集要項には、地域資源=産地技術型、農林水産型、観光型の3類型とされています。
それぞれの事例についてご紹介します。
《具体的事例1・産地技術型》
山形カロッツェリアプロジェクト(山形県)では、世界的に著名な工業デザイナーが
中心となって、03年度に鋳物、木工、繊維などの県内の優れた職人が高品質の商品化を
目指す「山形カロッツェリア研究会」がスタートした。06年1月には選抜した5社の
製品群を「山形工房」のブランド名で、海外の国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」
に出展。多数の商談が進行中だ。
《具体的事例2・農林水産型》
千葉県富浦町(現南房総市)は主要産業の観光関連産業が衰退し、91年には観光客が
20万人に激減。そこで、とみうら(南房総市)は特産品の枇杷(びわ)を活用した
ソフトクリームなどの開発や「南房総いいとこどり」と題した観光情報の発信などを
総合的に展開した。現在は観光客数は年間100万人以上という。とみうらの
プロジェクトは年商6億円(利益約1,500万円)に発展している。この事業化を契機に
地域内に同様の事業を行う加工事業者なども生まれている。
《具体的事例3・観光型》
熊本県南小国町にある黒川温泉。10年ほど前までは全国に数ある温泉街の一つに
過ぎなかった。危機意識が高まるなかで地元・温泉旅館の新明館が中心となり、
敷地内の岩山を掘り抜いた露天風呂や樹木整備などを行い、独特な雰囲気の温泉郷を
実現した。これを機に地域内の温泉旅館が協力して、地域一体となった景観づくりが
進んだ。こうした取り組みにより現在、年間観光客数は約130万人を超えている。
いかがでしょうか。
地域資源はたくさんありますよね。各都道府県が指定しています。
3,000万円と高額で、しかも助成率は3分の2と高率です。チャレンジしてみませんか。
別件です。地域資源活用の助成金は各都道府県でも募集されています。
たとえば東京都では「地域イノベーション創出助成金上限800万円」(3月5日申込開始)
が募集されています。
都市課題解決型のほかに「地域資源活用型」がありまして、
「清瀬のニンジンをスイーツにして売り出す」などが合格しています。
「伊勢海老を原料とした新調味料の開発」も合格していますが、
伊勢海老が東京都の地域資源?と疑いますね。小笠原諸島の特産物らしいですね。
ラックでは、「公募型助成金」無料相談をお受け致します。
無料相談ご希望の方は、ホームページで助成金内容をご確認の上、
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